今から緊張してます。
2007年 11月 14日
ちょうど去年の今頃でした。
「来年、うちの社中でお席をもつことになりました」
と、先生に言われたのは。
秋。お茶会のシーズンです。
お茶を習い始めてすぐの頃から、先生に連れられて
何も分からないまま、雰囲気とお茶を味わうためだけに
のほほーんと参加してきた私。
わー、このお菓子かわいい。
あの水差しキレー。
あ、もみじが色づいてる。
あの人の着物、カッコイイ!
そんなユルい姿勢でもって臨んできたお茶会。
まさか、プレゼンターとして参加することになろうとは!!!
そしてまさかのお手前さん。
私の先生の師匠にあたる方のはからい…というか、ご指名により
うちのお稽古教室で一席お預かりすることになりました。
結構スゴイというか、センセーショナルなニュースでした。
ええー?!マージでー?!
予想だにしなかった展開。
え?お部屋はどちら?お道具は?え?え?何をどうすんの???
でも、そんな雰囲気のなかでも
私こまこ、ことの大変さがあまり分かっていない素人がゆえ
「それまた大変そうだなー。でも、ちょっと楽しそう♪
お勉強させて頂けると思えば、ありがたいわ♪♪」
なんて呑気に構えてました。
そう、完璧「裏方」「お手伝い」志向だったんです。
しかし、先生の一言で空気は一変。
「あ、こまこさんはお手前とお運びね」
な、なにー?!
あたし、出るのー?!?!
そう言われてからもう、必死!お稽古に必死!!
※お手前…文字通り、お客様にお手前を披露してお茶を提供する人
※お運び…お菓子やお茶をお出しする人
広間でのお茶会など、お客様が大勢いる場合
お手前さんは、正客(上座に座ってる一番エライ客)と次客(2番目にエライ客)の分のみ点て
あとのお客様には水屋(バックヤード、お台所)で点てたお茶を
お運びさんがお出しすることがあります。
その二役を仰せつかった私
めちゃめちゃプレッシャー… orz
まさかのスタメンベンチ入り。
あ、でも誤解しないでください。
これは別に私のお手前が上手とか、見栄えがいいとかそういうことじゃないんです。
水屋(バックヤード)を取り仕切ったり、お客様の対応をしたり
そっちの方がよっぽど重要で難しいんです。
お手前は、ただいつも通りにお手前すれば良いだけ(らしい)んです。
一番何も考えなくて良いポジション…と言ったら言い過ぎかもしれませんが
そういうことなんです。
お運びも然りです。
ちゃんと司令塔になるお姉さま方がいらっしゃるので、その指示に従いながら
お茶碗もって、客の前に座って、くるくるっと回して、お茶碗置いて
「お待たせしました(ニコ♪)」で、にじって立ち上がって、楚々と戻ってくれば良いんです。
つまり、私は一番の素人格にあたるということなんです。
お稽古場での位置づけはそういうことなんです。
でも…でも…
頭真っ白になって、身体が動かなくなっちゃったら?
何していいか分かんなくなっちゃったら?
高い道具を傷つけちゃったら?
私が恥をかくだけなら良いけど
お席をお預かりしている先生の面子を潰してしまったら?
しかも、お客様の殆どがお茶を嗜んでこられた方。
間違えたりつっかえたり、ごまかしたりしたら一目瞭然。
タダでさえ、つっかえずにお手前が出来たことなんて無いのに!!!
客の目を想像しただけで、身が縮み上がる思いです。
でも先生は言います。
「お能の舞台に立つような気持ちでね、優雅に。
私が主役よ!さあ見なさい!という心意気でやれば大丈夫よ~。」
…んなバカな!?!
どんだけ~。どんだけ自信たっぷり~?
私も私で、1年もあったのに、今更焦るなんて…。
「もっとしっかり復習しとくんだった…」とか後悔してる場合じゃない。
今月に入ってからは、気合入れて毎回着物着てお稽古に行ってます。
(いや、普段から着て行けってかんじですけど…)
お洋服でしてるのとでは、やっぱり感覚が違うので。
袖や裾の捌き方とかあしらい方とか、動きの一つ一つを確認したいと思い
雨にも負けず、寝不足にも負けず、コレまで負け続けてきた自分に鞭打ってお稽古してます。
あと1週間!
今週はお茶会前の最後のお稽古。
もう…、必死です。
吐きそう!!!
「来年、うちの社中でお席をもつことになりました」
と、先生に言われたのは。
秋。お茶会のシーズンです。
お茶を習い始めてすぐの頃から、先生に連れられて
何も分からないまま、雰囲気とお茶を味わうためだけに
のほほーんと参加してきた私。
わー、このお菓子かわいい。
あの水差しキレー。
あ、もみじが色づいてる。
あの人の着物、カッコイイ!
そんなユルい姿勢でもって臨んできたお茶会。
まさか、プレゼンターとして参加することになろうとは!!!
そしてまさかのお手前さん。
私の先生の師匠にあたる方のはからい…というか、ご指名により
うちのお稽古教室で一席お預かりすることになりました。
結構スゴイというか、センセーショナルなニュースでした。
ええー?!マージでー?!
予想だにしなかった展開。
え?お部屋はどちら?お道具は?え?え?何をどうすんの???
でも、そんな雰囲気のなかでも
私こまこ、ことの大変さがあまり分かっていない素人がゆえ
「それまた大変そうだなー。でも、ちょっと楽しそう♪
お勉強させて頂けると思えば、ありがたいわ♪♪」
なんて呑気に構えてました。
そう、完璧「裏方」「お手伝い」志向だったんです。
しかし、先生の一言で空気は一変。
「あ、こまこさんはお手前とお運びね」
な、なにー?!
あたし、出るのー?!?!
そう言われてからもう、必死!お稽古に必死!!
※お手前…文字通り、お客様にお手前を披露してお茶を提供する人
※お運び…お菓子やお茶をお出しする人
広間でのお茶会など、お客様が大勢いる場合
お手前さんは、正客(上座に座ってる一番エライ客)と次客(2番目にエライ客)の分のみ点て
あとのお客様には水屋(バックヤード、お台所)で点てたお茶を
お運びさんがお出しすることがあります。
その二役を仰せつかった私
めちゃめちゃプレッシャー… orz
まさかのスタメンベンチ入り。
あ、でも誤解しないでください。
これは別に私のお手前が上手とか、見栄えがいいとかそういうことじゃないんです。
水屋(バックヤード)を取り仕切ったり、お客様の対応をしたり
そっちの方がよっぽど重要で難しいんです。
お手前は、ただいつも通りにお手前すれば良いだけ(らしい)んです。
一番何も考えなくて良いポジション…と言ったら言い過ぎかもしれませんが
そういうことなんです。
お運びも然りです。
ちゃんと司令塔になるお姉さま方がいらっしゃるので、その指示に従いながら
お茶碗もって、客の前に座って、くるくるっと回して、お茶碗置いて
「お待たせしました(ニコ♪)」で、にじって立ち上がって、楚々と戻ってくれば良いんです。
つまり、私は一番の素人格にあたるということなんです。
お稽古場での位置づけはそういうことなんです。
でも…でも…
頭真っ白になって、身体が動かなくなっちゃったら?
何していいか分かんなくなっちゃったら?
高い道具を傷つけちゃったら?
私が恥をかくだけなら良いけど
お席をお預かりしている先生の面子を潰してしまったら?
しかも、お客様の殆どがお茶を嗜んでこられた方。
間違えたりつっかえたり、ごまかしたりしたら一目瞭然。
タダでさえ、つっかえずにお手前が出来たことなんて無いのに!!!
客の目を想像しただけで、身が縮み上がる思いです。
でも先生は言います。
「お能の舞台に立つような気持ちでね、優雅に。
私が主役よ!さあ見なさい!という心意気でやれば大丈夫よ~。」
…んなバカな!?!
どんだけ~。どんだけ自信たっぷり~?
私も私で、1年もあったのに、今更焦るなんて…。
「もっとしっかり復習しとくんだった…」とか後悔してる場合じゃない。
今月に入ってからは、気合入れて毎回着物着てお稽古に行ってます。
(いや、普段から着て行けってかんじですけど…)
お洋服でしてるのとでは、やっぱり感覚が違うので。
袖や裾の捌き方とかあしらい方とか、動きの一つ一つを確認したいと思い
雨にも負けず、寝不足にも負けず、コレまで負け続けてきた自分に鞭打ってお稽古してます。
あと1週間!
今週はお茶会前の最後のお稽古。
もう…、必死です。
吐きそう!!!
by m_37564
| 2007-11-14 20:26
| 日記