散財バンザイ
2005年 12月 21日
着物に引き続き、帯まで買っちゃいました。
先週、お茶の先生と他の生徒さんたちと連れ立って
着物の古着屋さん?に行ったんです。
結構有名なお店なので、ご存知の方もいらっしゃるかも知れませんね。
目黒にある「時代布・池田」さんです。
ちょっと着物道にはまりかけている私。
もう、すんごい楽しみにしていました。
指折りこの日を待っていました。
「今度はこんなのが欲しいなあ☆」
なんて、ヤフオクとかで色々物色しながら
買いたい衝動を必死に抑えてきました。
ヤフオクだととても信じられないようなお値段で提供されているので
一瞬、飛びつきたくなるのですが
着物のクオリティを読めない私に、そんな冒険は出来ません。
何せ素人ですから。
ちゃんとした見立てが無いと、とても買えません。
今回はツワモノ共が一緒なので安心☆
そして、そのツワモノ共が信頼しているお店なので更に安心☆☆
さー買うぞー。
今回はコートと名古屋帯が最優先課題。
もう冬だしね、いくらなんでも着物だけでは寒すぎるよ。
着付けの練習の為、そして個人的な楽しみと自己満足の為
沢山お着物を着る機会を作りたいのですが
コートが無いとそれも叶いませんから。
出かけられませんから。
だからコートは必須。
今日は絶対にコートを買う!!
すいませーん、コート下さ~い!
こんな味噌ラーメンを頼むような口調ではありませんでしたが
漠然と「コートくれ!!」という私に付き合って
棚に手を突っ込む先生と店員さん。
やー助かります。
そうして店員さんが差し出してくれたのは、
赤地に花かごの刺繍が入った、何ともラブリーなコート。
いやーん♪
かわいー♪♪
サイズもぴったり、お値段お手ごろ。
運命を感じて即決断。
コレ下さい!!!
「少し袖が長いですが、お直ししますか?」
いえ、コレはこのままで!
この微妙に長い袖も、運命だったりしますので。
実は先日買った小紋、ブログでも話題にしましたが
ちょっと可愛い感じのデザインで振袖ほどではないけど、
袖が少し長めに仕立てられているものなのです。
だから普通のコートだと、その小紋を着たときに
袖が行き場をなくしてしまうのです。
よって袖はこのままでお願いします。
まあ、やっぱりおかしいわ、不便だわ、となれば
改めてお直しをお願いすれば良いわけですから。
さ、次は帯だ帯♪
帯は、普段着用の名古屋帯がターゲットです。
伯母から譲り受けた袋帯は、
ちゃんとしたところにも締めて行ける様なシロモノですが
私にはちょっと難しいのと、豪華すぎるのとで
もっとカジュアルなものが欲しいと思っていました。
使い勝手のよいシンプルなデザイン、
それでいて、地味になり過ぎないもの。
果たしてそんな図々しい要求が通るのか
甚だ疑問ではありますが、コートで快調なスタートを切った私は
調子に乗ってイメージ先行の我侭ばかり申しています。
手を休めることなく棚から帯を引っ張り出す先生。
先生の意識化では、既に私の存在が薄くなっていることでしょう。
だってすんごく楽しそうだもの!!!
「あら~コレいいじゃな~い。」
「まあ、ステキねー」
自分が着るという条件から開放され
無邪気に可愛い・美しいと思ったものを引っ張りだす先生は
本当に楽しそう…。
分かる…分かるよ先生…楽しいよね。
各自が脱線しながらわっさわっさと着物や帯を広げています。
かく言う私も、帯を探していたのに
着物に心を奪われ、試着なんかして道を踏み外していました。
しかし、先生が発掘した一本の帯に
私は正気を取戻したのです。
「こまこさん、これなんかどうかしら?」
…!?
先生!!
コレ…
かーわーい~…☆☆
超可愛い!!!
なん…ってキレイな刺繍なのかしら。
それは、ピンクがすこし混ざったような落ち着いたオレンジで
締めたときに、前と背中にくる部分のみ(言葉が分からない…)
菊や菖蒲などの花の刺繍が施されているものでした。
とってもシンプル。
だけど、刺繍が本当にキレイ。
デザインも素晴らしく、可愛らしい。
さあさあ、どうする?
どうするったって、こんな可愛い帯…1回見たらもう忘れられないわ。
すっかり心を奪われた私。
あとはお財布との相談。
実際、お値段は新品のそれと比べたら格段に安かったんです。
とてもこんなお値段では手に入らないということは
先生もおっしゃっていました。
ただ、私の準備が…貧乏OLの蓄えには限界が…
店内のほかの帯は、大体が予算内の価格で並んでいたのですが
コレだけが…この帯だけが倍近いお値段…;
ああ…どうしよう。
棚をひっくり返す勢いで、
この帯を上回る可愛さ・お手ごろ感のある帯を探すものの
やっぱりこの帯がチラつく。
もう1本見立ててもらったものも、決して悪くはありませんでした。
シンプルな模様だけど、華やかさもあるデザインで
これから少しずつ揃えていこうという私にはピッタリのもの。
お値段も予算内。
だけど、やっぱり…
これを買ったとしても、
きっと私、最初の帯を思い出す。
何度も何度も思いだす。
そしてまた、同じような帯をきっと探してしまう…。
そうして私はハラを括りました。
コレにします。
帯締め・帯揚げも見せてください。
勢いって怖いね!!
ここでもすったもんだしながら
何十本とある紐の中から、帯・着物・そして私の好みに合うものを
先生や店員さんとセレクト。
黄色一色をとっても物凄い数のバリエーションがあり、
ニュアンスが少し異なるだけで、印象がガラっと変わってしまうので
もう…選ぶのが大変…。
でも一番お金がかからずに遊べるポイントでもあります。
大変だけど、とても楽しい作業でもあります。
そうしていよいよお会計です。
いやー予算は大幅にオーバーですよ。
でもでも、良い買い物が出来て
気持ちはホックホク☆☆
新宿方面の山手線を待ちながら
目黒駅のホームでニヤける私。
脳内でコーディネートのシミュレーションが始まりました。
ああ…あの小紋、可愛かったなあ…
今回は見送ったけど、またお金貯めてこんなの買って…
そしたらあれと合わせて…
あ、こういう色の紐も合うのかな
今度はこういうのが欲しいなあ…
でもまずは、今回買ったものを早く着たいなー♪
…っと、ここでようやく気づきました。
私…
コートを買い忘れた!!!
広げまくった挙句に買わなかった着物の下に埋もれ
店員さんすらその存在を忘れていました。
最初に買うと決めて除けておいたのが仇になりました。
もう帯と紐に夢中になりすぎて
すっかり存在感をなくしたコート。
慌てて一人戻って行く私。
入店と同時に店員さんと目が合い、
「コート!!」
とハモっていました。
そして同じものを取り出し、包む店員さん。
買われていなくて良かったあ…。
もう何しに来たんだろ…。
こうして大興奮のうちにお買い物を済ませた私。
ますます散財が続きそうです。
そして、3連休のどこかで着物を着てみようと思います。
行き先は日本橋、三井記念美術館にしようかな♪
先週、お茶の先生と他の生徒さんたちと連れ立って
着物の古着屋さん?に行ったんです。
結構有名なお店なので、ご存知の方もいらっしゃるかも知れませんね。
目黒にある「時代布・池田」さんです。
ちょっと着物道にはまりかけている私。
もう、すんごい楽しみにしていました。
指折りこの日を待っていました。
「今度はこんなのが欲しいなあ☆」
なんて、ヤフオクとかで色々物色しながら
買いたい衝動を必死に抑えてきました。
ヤフオクだととても信じられないようなお値段で提供されているので
一瞬、飛びつきたくなるのですが
着物のクオリティを読めない私に、そんな冒険は出来ません。
何せ素人ですから。
ちゃんとした見立てが無いと、とても買えません。
今回はツワモノ共が一緒なので安心☆
そして、そのツワモノ共が信頼しているお店なので更に安心☆☆
さー買うぞー。
今回はコートと名古屋帯が最優先課題。
もう冬だしね、いくらなんでも着物だけでは寒すぎるよ。
着付けの練習の為、そして個人的な楽しみと自己満足の為
沢山お着物を着る機会を作りたいのですが
コートが無いとそれも叶いませんから。
出かけられませんから。
だからコートは必須。
今日は絶対にコートを買う!!
すいませーん、コート下さ~い!
こんな味噌ラーメンを頼むような口調ではありませんでしたが
漠然と「コートくれ!!」という私に付き合って
棚に手を突っ込む先生と店員さん。
やー助かります。
そうして店員さんが差し出してくれたのは、
赤地に花かごの刺繍が入った、何ともラブリーなコート。
いやーん♪
かわいー♪♪
サイズもぴったり、お値段お手ごろ。
運命を感じて即決断。
コレ下さい!!!
「少し袖が長いですが、お直ししますか?」
いえ、コレはこのままで!
この微妙に長い袖も、運命だったりしますので。
実は先日買った小紋、ブログでも話題にしましたが
ちょっと可愛い感じのデザインで振袖ほどではないけど、
袖が少し長めに仕立てられているものなのです。
だから普通のコートだと、その小紋を着たときに
袖が行き場をなくしてしまうのです。
よって袖はこのままでお願いします。
まあ、やっぱりおかしいわ、不便だわ、となれば
改めてお直しをお願いすれば良いわけですから。
さ、次は帯だ帯♪
帯は、普段着用の名古屋帯がターゲットです。
伯母から譲り受けた袋帯は、
ちゃんとしたところにも締めて行ける様なシロモノですが
私にはちょっと難しいのと、豪華すぎるのとで
もっとカジュアルなものが欲しいと思っていました。
使い勝手のよいシンプルなデザイン、
それでいて、地味になり過ぎないもの。
果たしてそんな図々しい要求が通るのか
甚だ疑問ではありますが、コートで快調なスタートを切った私は
調子に乗ってイメージ先行の我侭ばかり申しています。
手を休めることなく棚から帯を引っ張り出す先生。
先生の意識化では、既に私の存在が薄くなっていることでしょう。
だってすんごく楽しそうだもの!!!
「あら~コレいいじゃな~い。」
「まあ、ステキねー」
自分が着るという条件から開放され
無邪気に可愛い・美しいと思ったものを引っ張りだす先生は
本当に楽しそう…。
分かる…分かるよ先生…楽しいよね。
各自が脱線しながらわっさわっさと着物や帯を広げています。
かく言う私も、帯を探していたのに
着物に心を奪われ、試着なんかして道を踏み外していました。
しかし、先生が発掘した一本の帯に
私は正気を取戻したのです。
「こまこさん、これなんかどうかしら?」
…!?
先生!!
コレ…
かーわーい~…☆☆
超可愛い!!!
なん…ってキレイな刺繍なのかしら。
それは、ピンクがすこし混ざったような落ち着いたオレンジで
締めたときに、前と背中にくる部分のみ(言葉が分からない…)
菊や菖蒲などの花の刺繍が施されているものでした。
とってもシンプル。
だけど、刺繍が本当にキレイ。
デザインも素晴らしく、可愛らしい。
さあさあ、どうする?
どうするったって、こんな可愛い帯…1回見たらもう忘れられないわ。
すっかり心を奪われた私。
あとはお財布との相談。
実際、お値段は新品のそれと比べたら格段に安かったんです。
とてもこんなお値段では手に入らないということは
先生もおっしゃっていました。
ただ、私の準備が…貧乏OLの蓄えには限界が…
店内のほかの帯は、大体が予算内の価格で並んでいたのですが
コレだけが…この帯だけが倍近いお値段…;
ああ…どうしよう。
棚をひっくり返す勢いで、
この帯を上回る可愛さ・お手ごろ感のある帯を探すものの
やっぱりこの帯がチラつく。
もう1本見立ててもらったものも、決して悪くはありませんでした。
シンプルな模様だけど、華やかさもあるデザインで
これから少しずつ揃えていこうという私にはピッタリのもの。
お値段も予算内。
だけど、やっぱり…
これを買ったとしても、
きっと私、最初の帯を思い出す。
何度も何度も思いだす。
そしてまた、同じような帯をきっと探してしまう…。
そうして私はハラを括りました。
コレにします。
帯締め・帯揚げも見せてください。
勢いって怖いね!!
ここでもすったもんだしながら
何十本とある紐の中から、帯・着物・そして私の好みに合うものを
先生や店員さんとセレクト。
黄色一色をとっても物凄い数のバリエーションがあり、
ニュアンスが少し異なるだけで、印象がガラっと変わってしまうので
もう…選ぶのが大変…。
でも一番お金がかからずに遊べるポイントでもあります。
大変だけど、とても楽しい作業でもあります。
そうしていよいよお会計です。
いやー予算は大幅にオーバーですよ。
でもでも、良い買い物が出来て
気持ちはホックホク☆☆
新宿方面の山手線を待ちながら
目黒駅のホームでニヤける私。
脳内でコーディネートのシミュレーションが始まりました。
ああ…あの小紋、可愛かったなあ…
今回は見送ったけど、またお金貯めてこんなの買って…
そしたらあれと合わせて…
あ、こういう色の紐も合うのかな
今度はこういうのが欲しいなあ…
でもまずは、今回買ったものを早く着たいなー♪
…っと、ここでようやく気づきました。
私…
コートを買い忘れた!!!
広げまくった挙句に買わなかった着物の下に埋もれ
店員さんすらその存在を忘れていました。
最初に買うと決めて除けておいたのが仇になりました。
もう帯と紐に夢中になりすぎて
すっかり存在感をなくしたコート。
慌てて一人戻って行く私。
入店と同時に店員さんと目が合い、
「コート!!」
とハモっていました。
そして同じものを取り出し、包む店員さん。
買われていなくて良かったあ…。
もう何しに来たんだろ…。
こうして大興奮のうちにお買い物を済ませた私。
ますます散財が続きそうです。
そして、3連休のどこかで着物を着てみようと思います。
行き先は日本橋、三井記念美術館にしようかな♪
by m_37564
| 2005-12-21 15:11
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